観念の限界・解脱(11)~意識成長は内的への追求! 2019/11/15

人の意識成長というのは、神方向に向かうことである。
神方向というと、余りにも漠然とし過ぎるので、その段階を説明すると霊的意識
とか霊界が人の意識の到達点としては最高である。
この段階は、一般的に言うと意識外といったことになるだろう。
では、その手前はというとそれは人の魂となり、さらにその魂の手前はとなると
そこは無意識の世界になる。

では、無意識の手前は何かというと、潜在意識である。
ここまで来ると、何となく分かってきたのではないだろうか。
そうは言っても、まだまだ潜在意識を本当に理解しているとまではいかないと思
うが、潜在意識までは誰でも熟知できる範囲である。
そして、潜在意識の手前は顕在意識である心とか思考といった世界で、神意識か
ら言うと最低の世界である。

一部潜在意識も入るが、心、思考の世界にあるポジティブネガティブ意識からさ
らに最低の世界がある。
それは、ポジティブ意識が消えたネガティブ意識の世界である。
ネガティブ意識の世界とは、神から一番遠い世界である。
さらにその先は、光の無い闇の超ネガティブ意識の世界で、すべてをネガティブ
に変えるだけが目的のネガティブブラックホールと考えていいだろう。

この真逆が霊界であるが、霊界意識は人がイメージできる最高の理想でも触れら
れない世界である。
3次元のすべての意識は、霊意識の前で完全に撥ね返されるだろう。
真に神意識に触れられるのは、霊界意識の中である。
それは、神を知った分かったというレベルではなく、意識で神だと感じるもので
ある。

この神だと感じることが到達ではなく、この神を感じることは創造神につながる
さらなる段階の意識に入るということである。
霊界から見ると、この世など何の価値もないいずれ消え去る世界に過ぎない。
3次元で一番大事なのは、いずれ霊界に戻ってくる個人個人の魂だけである。
聖者方の目的は、この個人の魂の成長を援助するために陰で活動することである。

これしかない、本当の教えを聖者方はたくさん残してくれているのに、人間はい
つもとんでもない方向だけを見ているのである。
神の世界も意識せずに、同じ繰り返しだけの輪廻転生する道から離れようとしな
いのである。
よく考えてみれば、実に無駄な時間をいつまでも費やしているのである。

私は長い間意識の勉強をして来たが、同時にスピリチュアルの世界の様々な変化
を感じながら、それも観察してきた。
10年ほど前からスピリチュアルの世界で広まった「アセンション」というものが
あるが、それは「高い意識レベルへの上昇」とか「次元上昇」という意味である。
また、マヤ暦と関連付けられて2012年頃にアセンションが起こるという説が、そ
の数年前から日本中に広がりけっこうな人の心が揺れていたと思う。

また、地球や人類がより高い次元5次元に移行(上昇)するので、そのアセンショ
ンに遅れないようにということを信じて、そちらのグループに入る人もいた。
私は、そのようなことは絶対起こらないと言ってきたが、当然なことである。
スピリチュアルの世界は、一見意識成長を目指しているように見えるが、実際は
そのような興味本位的な人の集まりと感じることがある。

現在のスピリチュアルの世界を見ても、以前と同じく相変わらずそのあたりをう
ろうろしている程度に見えるのである。
手を替え品を替えといった感じで、そのような世界の感じを味わいたいその気に
なりたい人や、都合よく良いものを手に入れたい人のためにある世界に感じる。
パラレルワールドや地球外の次元の高い星からの人類に向けたメッセージや他の
星からの生まれ変わりなど、これらのどこに真実があるのだろうか。

このようなことから何かを得ることより、今近くにある聖者方が残してくれた教
えをしっかり勉強した方が、より早く意識成長ができるだろう。
次元の高い星からの人類に向けたメッセージは、その星のどのような意識レベル
が送るのだろうか。
もし、その星の聖者クラスの方なら、そのようなことは絶対しないだろうと私は
確信している。

何故なら、聖者クラスは全宇宙で同じレベルだからである。
この地球にも聖者方はいるのであるから、その聖者方を無視して他の星の聖者が
わざわざそのようなことをする意味がどこにあるだろうか。
地球上の国同士でも言えることで、聖者は愚かなレベルなど全くないのである。
仮にメッセージを送るにしても、それを受け取る人間レベルを考えるだろう。

私がここまで意識向上の勉強をしてきて、ハッキリ確信を持っていることは、こ
の地球上に意識向上できるものは、すべて揃っているということである。
聖者方の教えを元に、しっかり勉強していけば他に何も必要無いのである。
あとは、自分の魂が援助してくれるというのが、意識向上に必要なことである。
大事なことは、意識を外に向けると物的になるということである。

意識成長から到達への道は、自分の意識を内に向けることである。
外には、神側に向かう回路や道はないのである。
神側に向かう回路や道は、自分の意識の中以外どこにもないということである。
外側は物的で狭くすぐ限界を感じるが、内側は霊的で無限永遠である。
人はいつも外側に集中しているのが普通であるから、内的集中はしっかり訓練し
ていかなければ身に付きにくいのである。

一般の人は、本当の集中の意味もやり方も知らないので、せっかくの内的集中も
外的集中のためにやっているということにもなる。
どんなことにも言えるが、しっかり意味と目的を知った上で行うことが大事なの
である。
何よりも大事な内的集中について、もう一度しっかり見つめてみると何か気づけ
るかもしれない。