パノラマ意識

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パノラマ意識(12)~ 意識レベルを上げるポイントは潜在意識にある! 2017/04/20 

今回は、心と潜在意識、そして無意識にも少し触れて話をしてみたい。
もし誰かに、心と観念の全体像を把握するために必要なことは何かと聞かれたら、私はこう答えるだろう。
それは、「潜在意識の理解」だと。
潜在意識とは何か?

それを簡単に言うと、個人がこれまで生きてきた経験と知識、それに無意識からのポジティブやネガティブの影響が集積している場ということである。
また、ここで言う無意識というのは、何も意思せず注意も向けずに、自分の赴くままに行動することではない。
無意識というのは、一つの意識の場であって、3次元と4次元の境界域と考えると分かりやすいだろう。

そして、大ざっぱでも心、潜在意識、無意識の関係を知っていくことで、潜在意識の働きが見えてくるのである。
それを知ることで、意識の働きとそれぞれの意識の動ける範囲も明確になってくるのである。
大ざっぱでも、この全体像を知ることで人間意識の基本的構造がつかめるのである。

人間意識というのは、ほとんどは一般的観念で占められているが、それ以外に真理、霊的意識というものがある。
観念、真理、霊的意識といったものすべてに関係しているのが人間意識である。
それをもっと細かく分けると、ポジティブ、ネガティブ、善、悪、真理、霊意識となる。

さらに、この各意識の構造を順序よく並べ、各意識を関連させて説明すれば人間意識がどのように私たちに働いているかがよく分かるだろう。
この基本的な理解をなくして、意識成長をしようとしても疑問と混乱で時間だけが過ぎ去っていくかもしれない。
そして、最終的に人間意識を十分に理解するには、潜在意識を中心に考えるようになっていかなければならない。

何故なら、意識を考えるには、心はあまりにも小さく余裕もなさ過ぎるからである。
今言った意識の内容は本当に表面的なことで、人間意識すべてを考えた場合、その構造は何層にも重なって、しかもすべてが関連しているのである。
このような物的表現では、人間意識は単純に重なっているだけにしか見えないかもしれない。

しかし、意識というものは、自由に層の境界線を越えて関係し合っているのである。
これが人間意識である。
自由に関係し合っているその意識の場なり意識の質をよく熟知しておかなければ、それは矛盾と混乱にしか思えないだろう。

このことは、誰も想像もしたことのない内容なので、何を言っているかチンプンカンプンかもしれない。
それでも、ここまで理解が進めば次の意識進化に入っていく。
こうして、人間意識の進化は神方向にどこまでも向かっていくのである。
この全体的な内容も、一つの意識の中にすぎないのである。

意識を知るにしても、基本の積み重ねで理解を進めていかない限り、絶対その上の意識には到達できないのである。
人間意識の世界と精神世界と宗教の世界の内容は、それぞれ違うのである。
もちろん、このすべての内容は基本的には関連しているのだが。
心理学も哲学も、そして精神世界や宗教も、その土台にあるのは当然人間意識である。

だから、早い意識成長を目指すには、人間意識を熟知していくことが一番だと私はそう確信しているのである。
この人間意識の理解を深めてから、様々な意識世界の勉強をした方が、どれだけ物分かりがいいかが気付けると思う。
この世にあるすべては人間に関係することであるから、その基本的土台となる人間意識を知らないで、どこまで理解が進むというのだろうか。

神秘霊的なことより、順序としてこの世のことである観念をよく理解することからスタートした方がいいだろう。
これも意識の構造を理解できれば、はっきり分かるだろう。
ちょっと寂しい言い方になるが、本当のことを言えばどんなに頑張ってもこの世的な知識には限界があるのである。

その限界を超えるには、次なる意識の知恵が必要なのである。
それが、心、潜在意識、無意識、霊意識という順番の理解である。
観念イコール心の理解がある程度進めば、潜在意識の理解に重点を置くのである。
間違った潜在意識の知識は、その先の意識成長に大きな障害になることは間違いないだろう。

潜在意識はとでもない意識でも、全く分かりにくい意識でもないのである。
潜在意識は、心という意識からなる自分より本当の自分である。
この潜在意識の自分も本当の自分ではないのだが、真にそれに気づくための潜在意識を理解していけるようになるのである。
一般的には、この意識レベルをまとめて、人間意識と言っているのである。

意識には境界線はないのだから、自分が意識を理解していくにも線は引かない、また限定もしないように注意していかなければ後々苦しくなるだろう。
意識の中は、物的世界のような直接的感触や形などはないのである。
そのような曖昧な感じで理解を進めていくのが意識の世界の勉強である。
曖昧といっても、この世の曖昧とは全く違うのである。

それが分かるまで、慣れるまでは、どうしても戸惑うかもしれない。
しかし、潜在意識の理解が進むにつれ、物的観念レベルが段々つまらなく低級に感じてくるようになるのである。
それは、この世の意識である観念レベルを本当に熟知した結果である。
観念の世界は、全体意識の世界から見れば、実に小さい狭い世界なのである。

だから、この観念世界の理解は、それほど大変なことではないのである。
大変と感じるのは、その内容を知らないからである。
この内容は、神の法則を基に話しているのである。

パノラマ意識(11)~ 自分のネガティブ性に気づくには! 2017/04/08

意識成長の条件はただ一つ、自分のネガティブを十分に理解し少しずつ自分から外し、そして克服していくことである。
ネガティブを外すにしても、その前にネガティブとは何であるかを知らなければならない。
ネガティブのない人はいない。

ここで注意しなければならないことは、ネガティブを善悪で考えてはならない。
悪は悪であって、ここで言うネガティブは悪レベルのネガティブではない。
それは、自分の欠点、短所、弱点といったものに関係する、思考や行動の自由を妨げる自分の行為すべてをネガティブと考えてほしい。
このネガティブをどんどん外し、ポジティブを高めていくことが意識成長の基本である。

それができて、次の段階、そしてまた次の段階へと真の自分創りへと進んでいくのである。
今言った、欠点、短所、弱点といったものは、特に気になるくらいのものはないと思っている人もいるかもしれない。
また、自分にはネガティブはないと思っている人もいるかもしれない。

自分の意識がポジティブであったり、ネガティブに触れない環境であったりすれば、このような自分にはネガティブないという思いになることもあるだろう。
しかし、だからといってネガティブがほとんどないということにはならないのである。
このような人が、あるときネガティブ性の強いことに直面した場合、そんなときでもいつも通り自分を平静に保てるとは限らないだろう。

ネガティブというのは、たとえそれが自分以外の外部から来たとしても、それに強く反応すれば、それも自分のネガティブとなるのである。
ネガティブを徹底して知るということは、本当に深い意識レベルを探究しなければ気づかないものである。
では、ネガティブはどこから来るのだろうか。

その答えはただ一つ、人間社会から来るのである。
人間社会であるこの世が、ネガティブの巣である。
人間社会でこのネガティブを構成しているのが、観念である。
観念にはポジティブ性も含むが、ポジティブだからといっても安心はできないのである。

この世に生きる上で、ポジティブだからといっても満足にはつながらないのである。
本当に満足できる意識というのは、ポジティブの先にあるのであるが、真の安心や満足に触れるにはネガティブよりはポジティブであった方が意識的距離は近くなるのである。

ネガティブといっても、それがどんな感じか自分ではなかなか気づけないという人もいるかもしれない。
誰にも共通してすぐ分かるネガティブというものがある。
果たして、その感じをどう超えていくか、ちょっと考えてみると何か掴めるかもしれない。

それは、心配、不安である。
小さな心配から大きな不安まで、どんな人もこれまで相当数経験してきたと思う。
心配不安が起きるのは、人間だから当たり前と思っていないだろうか。
確かに人間であれば、誰でも心配不安はちょっとしたことですぐ湧き上がってくるだろう。

しかし、この心配不安もコントロール可能ということを知っているだろうか。
人が意識成長する過程で、どうしても通らなければならないことがあるのである。
それが、なども言っているネガティブ克服というものである。
だからといって、ネガティブ克服にだけ焦点を当てて、挑戦的に進めることではない。

そのために、順番として必要な知識に触れ、それからポジティブ的な智恵や真理に触れることで、全体が見えてくるのである。
このような流れの中のすべての過程が、意識勉強というわけである。
精神世界や宗教だけでは、意識成長するにも相当な時間がかかるだろう。
夢や希望やあこがれ、また興味本位ではない真の自分創りは、最低でも今言ったことをやっていかなければ達成できないのである。

本当のことを知り、それが自分の意識になっていけば、それが自分の潜在意識になっていくというだけで、それをするだけである。
知れば当然となり、知らなければいつまでも疑問を抱えて生きるだけである。
別角度から見れば、これらのことは「自分を知る」につながっていくことである。

特別なことではないのであって、これ以外で何をしなければならないのだろうか。
この世は相対で、ポジティブネガティブなのである。
ポジティブネガティブと言わなくても、相対の言葉全部を当てはめてみると、違う面も見えてくるかもしれない。

ほとんど人は、自分だけでなく人間の意識というものがどうなっているかが分からないだろう。
実際、潜在意識や無意識まで理解できるようになると、物的な人間というのは実に機械的な感じで反応し動いていると思えるようになるだろう。
要は、条件づけられた反応が観念レベルの意識となり、それがいつまでも繰り返されるのである。

それから抜け出して、新しい自己意識創りに気づくことが意識の目覚めである。
条件づけられた反応をする意識とそれから解放され自由になった意識とは、まるで違うものである。
同じ自分が経験できる、この世で最高の信じられないという経験になるはずである。

このことは、誰でも実現できることであり、もっといえば一人一人の使命である。
未来将来を夢見るのも良いが、もっと原因に目を向け考えるようにならなければ何も大きな変化は望めないだろう。
この道は、少しずつしっかりやっていくしかないのである。

パノラマ意識(10)~ 潜在意識の実相・・・私はこうして潜在意識を変えた! 2017/03/27

潜在意識の理解は、少なくても基本的な、本当にありのままのことを知っていくことで、それに費やす時間は大幅に短縮できるのではないかと考えている。
これから、私が自分の潜在意識を変えてきた内容を話していこうと思うが、見えない意識のことであるので、どうしても大雑把な説明になることは理解してもらいたい。

潜在意識を詳しく語ると、私は一冊の本になるくらいのことは知っていると思っている。
もう随分な期間になるが、私は潜在意識についてはほとんど迷い考えたことはない。
結論から言うと、潜在意識がどうのこうの、またどのように変えていくのかということ自体、考えるのは無駄だと思っている。

もちろん、これまで話してきた願望実現や都合の良い祈りにも言えることである。
潜在意識というものが本当に何であるかを知らないと、自らあいまいな能力や逆に恐怖などを潜在意識に与え、その与えたものにいつの間にか服従するようになるのである。

人が思っている潜在意識は、私からみると潜在意識様様といった感じに映る時がある。
顕在意識と潜在意識、どちらが主なのか、実際その関係性もはっきり分かっていないので一生分からないままの人生で終わってしまう。
それも仕方ないとなるのは、潜在意識のさらに奥につながる無意識や霊意識といった知識がないというのも分からなくしている原因の一つである。

どんな物事にも言えるが、全体を知った方がその部分もよく見えるようになるものである。
意識の世界は、とりあえずでもいいので全体を知った方が、潜在意識の理解は当然早くなるのである。
全体を知ることは大変と思っている人が多いと思うが、それは違う。

最初から全体を理解できる人は誰もいないのだから、とりあえずの全体で十分である。
とりあえず、人間意識の全体像、とりあえず神の全体像、とりあえず神の法則の全体像、とりあえず相対観念の全体像、とりあえず善悪PNの全体像・・・
とりあえずの全疑問の全体像をこのように集め、知っていくとどうなるだろうか。

とりあえずの・・・の全体像を集めいていくと、大なる全体像が構成されていく。
それが自分のこれから創っていく潜在意識の基本的土台になるのである。
これだけのとりあえずの全体像があるのと、全くないのとでは、これから自分が知り理解していこうとする考え方にも大きな差が出てくるのである。
しかし、とりあえずという言葉をいい加減に考えてしまうと大きく道がそれてしまうだろう。

とりあえずだからといって、それをあいまいなもので受け入れてしまうと、いずれ迷いと疑問だらけの自分が出来上がってしまう。
そのとりあえずを、その時理解できなくても本当のことを自分の中に入れていくと、いずれ本物からなる基本的自分が出来上がっていく。
そのでき上がった基本的自分が、新しい潜在意識の土台となるである。

まとめると、私はこのようにして今の自分の潜在意識を創ってきた。
それについては、十分過ぎるくらい満足し、これ以上潜在意識を考えることもないくらい分かっていることになっている。
とりあえずでも、あいまいや間違いを受け入れていくと、それはこの世の観念レベル意識のままとなり、さらに成長しようとするにもそれが逆にブレーキになってしまうだろう。

自分の考えも行為も、すべて自分の潜在意識に入りその通りの自分を形成していくのが人間意識の仕組みである。
この点を本当に良く理解できれば、求める自分像を目指した自己変革の道を歩けるようになるのである。
その結果が、新しい潜在意識の確立であり、新しい自分になるのである。

それが大変という人は、何で自分を変えようとするのだろうか。
自分を変えるのは、自分以外いないのである。
ずっと言ってきた、自分のネガティブ性を変えるのは、自分以外にいないのである。
自分の弱点やネガティブから逃れる方法は他にないのである。

これが可能になる力が付けば、潜在意識も当然変わっているのである。
潜在意識を特別に考えることは、もう止めたほうがいいだろう。
これまでの潜在意識の知識や考え方では、大して役立つこともないだろう。
今の自分なんて要らない、大して役に立たないとも言ってきたのは、こういう意味からなのである。

これは今の自分をバカにしていることではなく、もっともっとすばらしい自分を創っていけるという意味なのである。
潜在意識が分かれば、当然これまで分からなかった心や意識が何であるかも理解していけるだろう。
逆に、心や意識が何であるかを分かっていければ、潜在意識も自動的に分かっていくかもしれない。

心、意識、潜在意識はこの世の意識で、潜在意識の深い理解がこの世の人間意識の限界である。
その先が、無意識の世界になっていく。
この無意識の世界の理解が進めば、その世界が全体を見られるようになれば、この世とか人間意識がいかに物足りないものかが気づけるだろう。

人がムキになって大事にしていたものの価値、それがどういうものかが良く分かるだろう。
その時、さらに自分が大きく飛躍している意識になっていることに気づけるだろう。
人の目から、観念のフィルターである鱗が何十枚も落とせて初めて本当の自分に気づけるものだと、私のこれまでの経験から確信している。

意識成長にはたくさんの世界がある。
それは、単なる自分が向上していくときに通る意識の世界である。
今、霊界(神の世界)があるかどうかを考えていても、答えは出ないのである。
すべての本当の答えは、自分の内なる意識感覚で分かるものである。
それが、自分が向上していくときに通る意識の世界ということである。

その経験は、誰の言葉も必要としないものである。
これらの経験は、すべて自分の潜在意識に蓄積していく。
潜在意識はますます変化していくが、特にそれを意識することもなくなるだろう。
とにかく、古いもの(観念)から脱皮しなくてはならない。

輪廻転生の数から考えれば、それは古いものではなく古すぎるものに過ぎないのである。

パノラマ意識(9)~ 潜在意識について理解を深める(Ⅲ) 2017/03/16

潜在意識を理解していくことは可能であるが、その範囲が広いためどういったことから話したらいいか考えてしまう。
潜在意識のことをたくさん説明すれば、大体のことは頭では分かったというだろう。
しかし、潜在意識のことが頭で分かったいうことだけでは、自分に十分に役立てるまではいかないだろう。

最初は、潜在意識が何であるかを知ることから始まるが、実際にそれを活用できるまでならないと、潜在意識の知識だけでは大した変化が起こるわけもないのである。
本当に潜在意識を理解したいのなら、私はこれまで知っている潜在意識の知識を一度すべて横に置いた方が良いと思っている。

すでに説明してきた潜在意識に対する勘違い、それは願望実現や祈りの力といったもので、潜在意識に間違った期待をかけない方が、早く自己潜在意識の健全化が実現できる。
これまで自分に蓄積している潜在意識の知識は、見方を変えれば私はほとんど間違ってはいないと言えるし、またすべて間違っているとも言えるのである。

また、矛盾が出てきた感じだが、この見方を入れておかなければ、本当の潜在意識を理解していくことが難しくなるのである。
それは、この世に通用する潜在意識と真理を理解するために必要な潜在意識ということになる。
大ざっぱに分けると、ごく一般的な人は、この世に通用する潜在意識で、潜在意識というものがその観念でいっぱいになっている。

理想は、一つの潜在意識に2種類の潜在意識を作ることである。
それは、潜在意識を半分にするということではなく、属性分けをするということである。
理想的潜在意識は、物的側、霊的側、そして必要なときに、この2つに意識を向ける中間状のバランス点としての潜在意識で、3つの属性を含んだ潜在意識である。

中間状のバランス点が、この世の観念というものを良く理解しそれに支配されないようになることで、自動的に形成されていく。
真理の勉強は、この3つの潜在意識の分離形成には当然必要なものである。
また、ポジティブネガティブの理解は、観念をしっかり理解し自己意識をPNに分離させていくために、PNを熟知するレベルまで上げていく必要がある。

真に潜在意識を理解することは、自分の人生をまっすぐの道を歩かせてくれるだろう。
潜在意識を理解するには、最初から潜在意識を理解していこうと勉強するのではなく、これまでの潜在意識の知識を外すことから進めた方がスムーズだろう。
このことは潜在意識を理解したときに分かることなので、私が知っている潜在意識を理解していくための一番良い方法になる。

検索で、一般的な理解による潜在意識に関係する言葉を探してみたが、すべて物足りないものばかりだった。
潜在意識に関係する言葉は、様々な記事を参考にたくさんの人の思考で作りかえられて、さも自分が気づいたように書かれているものが多かった。
その言葉を載せてその間違いを指摘したいが、そうするとそれはちょっとトラブルになりかねないので、それをまとめて間違いを説明していきたい。

「…」は一般的な潜在意識の理解を私なりにまとめたもので、その下に注意点や正しいことの説明を書いてみた。
内容的には、既に知っていることが多いと思うが、もう一度その間違いをしっかり理解できればいいだろう。
捉え方によっては、何も間違ってはいないと感じるものもあるかもしれないが、あくまで私の理解からの判断だと思ってほしい。

「潜在意識を活用するには、不安とか恐怖といったものが大きな邪魔になるので、潜在意識を本当に活用したいと思うなら、それは自分から外さなければならない」
・潜在意識を活用するより、不安や恐怖を取り除く方がはるかに大変なことである。
もし、自分が納得できるくらい不安や恐怖を克服できたなら、同時に潜在意識の理解は大きく進んでいるだろう。

「自分の目的を強く潜在意識にインプットするだけで、自分の気づかないところで自然に潜在意識が動きいい働きをするようになる」
・潜在意識調整とインプットするだけで自分の気づかないところで勝手に働くことは違う。
どんなことも潜在意識に入るのであるから、ポジティブの量が多ければポジティブ側に、逆にネガティブが多ければネガティブ側に意識レベルが調整されていくのである。

「潜在意識は、あなたの命令に忠実に従い働くものである」
・潜在意識は欺すことはできないということだ。
潜在意識が自分の命令に忠実に従い働くとあるが、それを身を以て体験した人はいるのだろうか。逆である。ほとんどの人は、潜在意識の支配下にあるのである。
それもネガティブ側の潜在意識に支配されているのである。

「潜在意識を正しく活用するのにもっとも効果的な行為は祈りである」
・潜在意識と祈りをくっつけて説明している人が本当に多い。
ちょっと前に、祈りについて説明したが、祈りは解決の手段にはならない。
何でも、まず必要なことに向けて努力することが大事であり、この行為がすべてだ。
間違った祈り方をすること自体、潜在意識にまた一つネガティブを植え付けることになる。

「潜在意識に願いを刻みつける最良のときは寝る寸前が良い。それは、そのときあなたの潜在意識が解放され受け入れ状態になるからである」
・そんなことより、頭が冴えているときに、毎日真剣に自分の願いに集中していれば、すぐに潜在意識に刻み付けられると思うが。
一時、眠る前にどうのこうのするといったものが流行ったことがあったが、それより早くぐっすり眠った方が良いだろう。

「引き寄せの法則とは潜在意識に刻印されたものが、いずれはあなたのところに引き寄せられてくるという法則である」
・そういうことではあるが、だからといって自分に都合の良いものだけを引き寄せることができる法則なのだろうか。
木を見て森を見ない、目先だけを見て全体を見ない、ということになってはいないか。

このような感じの言葉はたくさんあるので、説明していくとキリがないが、大体は本当のことを知らない人から聞いた言葉を自分なりにアレンジしている人が多いと感じた。
他に、自我を捨てろ、自己コントロールしろ、必ず実現するということを強く思え、など。

あなたはもう分かっていると思うが、それらしく見せる言葉の一人歩きを見破ることだ。
潜在意識の真の理解は、言葉の意味を真理側に変えていくことである。

パノラマ意識(8)~ 潜在意識について理解を深める(Ⅱ) 2017/03/03

人は潜在意識のことをどのように思い、どう理解しているのだろうか。
ほとんど人の心にあるのは、潜在意識は何か力を持っているということではないだろうか。
それも、自分ではどうにもできない、自分の意思とは離れたところで勝手に働く力だと思い込んでいるのではないのだろうか。

実際そのような思いも、結局は自分が従うべき力を潜在意識に与えていることの一つになっているのだが。
潜在意識を理解するには、潜在意識というものを様々な角度から理解していかなければならない。
心臓が勝手に動くのも、消化や代謝が自動的に機能するのも、免疫作用や自然治癒力が働くのも、すべては潜在意識の自動機能によるものである。

これらは、自分の意思で自由に調整したり何とかできたりするものではない。
自分の意思とは別に、勝手に湧き上がってくる内的不快感も、潜在意識によるものである。
夢も潜在意識の調整によるものである。
自分だと思っている反応も、実際は潜在意識による支配下にある。

潜在意識の世界を知ると、霊的法則といったものを感じるだろう。
これまで、私が一般的な潜在意識の知識などまったく使いものにならないと言ってきたのは、このような大きな潜在意識の仕組みを知っていたからである。
たとえで、海に浮かんでいる氷山の話がある。
顕在意識は、海に浮かんで氷山の見えている一部分で、海に沈んでいる部分が潜在意識ということだが、その説明の内容をちょっと変えてみた方が分かりやすい。

氷山すべてが潜在意識だが、人は海に出ている一部分しか潜在意識のことを知らないと。
では、人がいかに潜在意識の本質から切り離されて違う道を歩いてきたかを話したい。
私がこの意識の勉強に入る前だが、まだ精神世界という言葉が出る前にニューエイジという時代があった。

その頃から、チャネリングという言葉も流行っていて、けっこうテレビなどでもやっていた。
その頃、アメリカから願望実現とは言っていないが、そのような類いの、その後の願望実現系につながるものが入ってきていた。
私が最初にそれを知ったのは、友人がその一式を購入したからである。

40年も前になるが、友人はその内容が当時の価格で40万円弱だと言っていた。
その数年後になるが、「願望実現の方法」が一大ブームになって、その後何十年も形を変えながら現在まで至っているのである。
それは、日本をマーケットにしたアメリカからのスピリチュアルビジネスにしたものだ。

以前、私はこの願望実現に関する本の内容を一つ一つ分析したことがある。
1ページずつチェックを入れ、間違いを説明する文を書いていたが、ほとんど全部書かなくてはならなくなったのでイヤになって途中で止めたことを覚えている。
すべて、潜在意識の理解を元に検証してみたが、そのほとんどは適当でこじつけが多いということが分かったのである。

この「願望実現の方法」で、長い間に人々の意識にインプットされたことは何かというと、潜在意識には願望実現する力があるということであった。
日本をマーケットにするために、そのことを潜在意識にインプットしたことは一つの成功だろう。
このような研究で、ずっと日本にある願望実現系に関係することは、私はこのような程度の評価しかしていないのである。

全部の人に当てはまらないとしても、大多数がうまくいかない確率の方が絶対的に高いはずである。
潜在意識を理解していくには、霊的法則(神の法則)を知った方がスムーズにいくだろう。
私がすべてのことを考え判断するのは、この霊的法則を抜きにはあり得ないのである。

今回は、これらの智恵を土台に、一般的に信じられている潜在意識や願望実現の内容を、もう一度正しい順序で修正することを話しているのである。
間違った知識の積み重ねで何かをするにしても、たとえそれで一度はうまくいったとしても、それは継続することはないのである。
このブログを読んでいる人は、これまでの間違った潜在意識の修正が早くできるのであるから、この機会に潜在意識をよく考えてみるのもいいだろう。

まず、潜在意識は人が思っているような願望実現させる力は無いということで、これについてはもう一度前回のブログを読めば分かるだろう。
潜在意識は、願望実現のための土台には絶対必要だということと、願望実現する力があるということは違うのである。
願望実現でほとんどの人のやり方は、潜在意識を欺すやり方である。

潜在意識を欺すとか欺せるといった思いはないかもしれないが、本当はそういうことをしていることには誰も気づいていないだろう。
潜在意識のこともはっきり理解していないのに、何を信じて願望実現が可能になると思っているのか、まずここからすでにつまずいているのである。
潜在意識のことで、自分に間違いを植え付けられていることが何であるかを気づこう。

インプットするとか、潜在意識に力があるとか、自分にないものが勝手に自分を苦しめる力があるとか、とりあえずこんなところから理解していけばいいだろう。
願望を潜在意識にインプットするより、もっと強力なインプット法がある。
それは、真剣に自分の目的に向かう努力である。

その努力といった継続意識が、自然に潜在意識に浸透してしまうだけである。
それこそ、自分が望む本物の思いが潜在意識にこびりつくのである。
目的ある者は、インプットをすることなんて自然で当たり前のことである。
潜在意識が力を持つのは、自分がどの程度真剣になっているか、信じているかの度合いで決まるのである。

それは、心配、不安、恐怖についても同じで、毎日の取り越し苦労にも言えるだろう。
無いもの、どうなるか分からないものに不安を抱く度合いは、全部自分が思い込む力加減で決まるのではないだろうか。
また、元々自分に無いものが勝手に自分を苦しめるということも、ほとんどの人がどういうことかは分かっていない。

神の法則、平等公平法則といったものがあるが、それをしっかり理解できるまでは、誰もが訳の分からないことに不安になったり怯えたりするものである。
人は、知らないから苦しむのであって、知っていくことで当然苦しみは無くなっていく。
人にとって、本当の潜在意識について知ることが、大きな解法になっていくのである。